エンディング と あとがき
エンディングへ入ります.オズマ姫に話かけると,突入できます.ボイス付会話の後,ムービーに変わります.オープニング以来のムービーなので,ポリゴンバージョンとのキャラの違いに驚かされます.
内容は,お決まりのスタッフロールの他は特に目立つところはありません.但し,原作と決定的に違う点が1つあります.それは『The End』のカットにあります.銀の靴が置かれていますが,実際にはカンザスへワープする際に失われてしまいます.ドロシーがワープして来た時,足には靴下しかありません.あの状態であれば,もう1度オズの国へ行くことが可能になってしまいます.原作の場合,今度は嵐に飲み込まれて再びオズの国へやって来ることになります.
ケチをつけるのはこのへんにして,いかがだったでしょうか? まだプレイしていない人で,当ページを見てやってみたいと思ったのであれば,探してみてください.ただし,すでに製造は中止されており,オークションサイトでも滅多にお目にかかれないので入手は困難でしょう.もし新品で売られていたら相当の貴重品です.
それから,攻略チャートの至るところで主にアニメ関係の凶悪なパロディーがありますが,決して悪気はありません.
さて,ゲーム紹介のページでは「低予算なのにわざわざ声優を起用する必要はあったのか」とほざきましたが,第7章のクライマックスでは,ムードたっぷりでした.ハッキリ言って,本当に泣きましたよ.ゲームをやってて泣いたのはこれが初めてです.やっぱり声優が参加してよかったです(コロリと態度を変えるな!).
その後,いろいろ研究のためにこの部分も何度かリプレイしましたが,時間を節約するためR2キーで台詞を全部飛ばしたら,感動もへったくれもありませんでした.実を言うと,第8章突入の時点でのプレイ時間をできるだけ短くしようなどというやり込みも企んでいたのですが,これはどう考えても間違ったプレイ方法であることに気が付いたので,止めます(死).第一,製作に携わった方々,特にボイス担当の方に失礼ですし.
衝動買いしてしまった割には結構ハマってしまいました.このゲーム,個人的に好きです.一番印象に残った台詞は,やはりググの「魔法は人の心の内にある.」です.つまり,魔法という力はこの世に存在すると言えるということです.純粋な心こそが魔法を生み出す力なのです.だから,その心があれば,あなたも,私も,誰にでも魔法は使えるということなのです.いつまでも,純粋な心を忘れずにいたいですね・・・
おお,何かカッコ良くキマってしまったぞ.こんなんでいいのか,おい!? (爆)